番組タイトル: わるいやつら 最終回最終回
記事属性: 感想【わるいやつら 最終回】
有名作家の小説が映画化やテレビドラマ化されることもあり、松本清張原作の『わるいやつら』もその典型的な例として知られています。
1960年1月から1961年6月まで「週刊新潮(新潮社)」に全73回にわたり連載された『わるいやつら』は、1980年に映画化されました。
また、テレビドラマとしては、「火曜サスペンス劇場(日本テレビ系列 1985年)」、「女と愛のミステリー(テレビ東京系列 2001年)」として放送されています。
さらに、2007年には『松本清張・最終章 わるいやつら』が、テレビ朝日と朝日放送の共同制作番組として全8話が放送されました。
2007年の放送についた「最終章」というタイトルは、『黒革の手帖(2004年)』『けものみち(2006年)』という作品からの連続性を意識してのことです。
『松本清張・最終章 わるいやつら』の特徴は、原作の主役・病院長の戸谷信一を看護師の寺島豊美に変更したことです。
この物語は、これまでテレビドラマ化され放送された作品に「サスペンス」や「ミステリー」がつくように、不可解で謎の多い展開になっています。
病院長の戸谷信一の存在は大きく、彼と複数の愛人との金銭トラブルがこのドラマの骨格となり、最終的に悪女の落とし穴にはまり、「最終回」では裁判にまで発展してしまいます。
この『松本清張・最終章 わるいやつら』には、かなり辛口コメントも寄せられています。
全8話として放送された『松本清張・最終章 わるいやつら』ですが、「最終回」に向かって早足で駆け抜けた感じがするという意見もあり、全体のバランスの悪さが指摘されています。
中盤あたりの展開がゆっくりで、その反動が「最終回」に向けての2話に凝縮され、わかりにくい「最終回」だったとの声も聞かれます。
『松本清張・最終章 わるいやつら』では心理描写を前面に出していましたが、「最終回」では内容の整理をきちんとするべきだったのでしょう。
はてなに追加
MyYahoo!に追加
del.icio.usに追加
livedoorClipに追加
コメントする